日本政府はヨルダン体制派に1億ドル喜捨して後藤健二さんを救え!

<2015年01月24日(土)08時までには日本政府に届けられていたらしき、後藤健二さんの英語での訴え>
150125isis2(殺害された湯川遙菜さんの写真を持つ後藤さんの静止画像による動画)
http://www.dailymotion.com/video/x2fhosb_150125isis2_news


<20150124英語全文・日本語訳全文>

THIS MESSAGE WAS RECEIVED
BY THE FAMILY OF KENJI GOTO JOGO
AND THE GOVERNMENT OF JAPAN

"I am Kenji Goto Jogo. You have seen the photo of my cellmate Haruna slaughtered in the land of the Islamic Caliphate. You were warned. You were given a deadline and so my captives acted upon their words.

Abe, you killed Haruna. You did not take the threats of my captors seriously and you did not act within the 72 hours.

Rinko, my beloved wife, I love you, and I miss my two daughters. Please don't let Abe do the same for my case. Don't give up. You along with our family, friends, and my colleagues in the independent press must continue to pressure our government.

Their demand is easier. They are being fair. They no longer want money. So you don't need to worry about funding terrorists. They are just demanding the release of their imprisoned sister Sajida al-Rishawi. It is simple.

You give them Sajida and I will be released. At the moment, it actually looks possible and our government are indeed a stone's throw away. How? Our government representatives are ironically in Jordan, where their sister Sajida is held prisoner by the Jordanian regime.

Again, I would like to stress how easy it is to save my life. You bring them their sister from the Jordanian regime and I will be released immediately. Me for her.

Rinko, these could be my last hours in this world and I may be a dead man speaking. Don't let these be my last words you ever hear. Don't let Abe also kill me."

<英語全文の日本語訳>

このメッセージは後藤健二JOGOの家族および日本政府に受信されました。

「私は後藤健二です。あなたたち(特に日本政府の公務員と日本国民。以下同様)にお見せしている写真は、私の同房仲間 Haruna(湯川遥菜氏)がイスラムのカリフの大地で屠(ほふ)られたという写真です。あなたたちは警告されていたはずです。最終期限を告げられていたはずです。そのため、私の同房者(湯川遥菜氏)は、彼ら(ISIS)の言葉通りに行動されてしまいました(ナイフで斬首されてしまいました)。

Abe(安倍晋三首相)、あなたが Haruna を殺したのです。あなたは私の捕獲者たち(ISIS)の警告を真剣に受け止めませんでした。そして、あなたは72時間以内に行動しませんでした。

Rinko、私の最愛の妻よ、愛しています。2人の娘にもとても会いたいです。Abe(安倍晋三首相)に私の件で同じことをさせないでください。諦めないでください。あなたは、私の家族や友人たち、独立プレスの私の仲間たちと一緒に、私たちの政府に圧力をかけ続けなければなりません。

彼らの要求は容易になりました。彼らは公正です。彼らはもはやお金は望んではいません。ですから、テロリストたちに資金提供をすることになるということについては思い悩む必要はなくなりました。彼らは(ヨルダンの)刑務所に収容されているシスター・サジーダ(Sajida al-Rishawi)の釈放を求めているだけです。とても簡単なことです。

あなたたちがサジーダを彼ら(ISIS)に引き渡せば、私は解放されます。現在、この取引は現実的に十分可能であるように見えます。私たちの政府(日本政府)はあと一歩のところまで来ています。どうするかって? 皮肉なことに、私たちの政府の代表者たちは、ちょうど今、彼らのシスター・サジーダがヨルダン体制派によって収監されているヨルダンにいるのです。

もう一度、私の命を救うことがいかに簡単なことであるかを強調しておきます。あなたたちがシスター・サジーダを(ヨルダン体制派と交渉して)ヨルダン体制派から彼ら(ISIS)の元に連れて行きさえすれば、私は直ちに解放されます。私と彼女の交換というわけです。

Rinko、これからが私のこの世での最後の数時間となってしまう可能性があります。私はしゃべり続ける死人となっているかもしれません。どうか、これらの言葉があなたが聞く私の最後の言葉にならないようにしてください。Abe(安倍晋三首相)に私をも殺させてしまうことがないようにしてください。」


『日本は「十字軍 crusade 」(英米軍)の仲間ではない』と日本政府が明言したわけでもないのに、条件が2億ドル喜捨からシスター・サジーダ(Sajida al-Rishawi)との交換へと一気に緩和されたことで、ますます日本政府(安倍晋三内閣)はピンチとなりました。

豊臣秀吉徳川家康でさえ大名たちの正妻・世子を人質に取り続けていたことを考えると、教科書に豊臣秀吉徳川家康をテロリストと明記でもしていない限り、彼ら十字軍と戦っているつもりのイスラム教徒たちを「テロリスト」などとは到底言えない事態になってしまっています。

元々、

" International community 世界共同体・世界共生体"

を「国際社会」などと甘え腐った誤訳をし(社会と言えるほどの秩序までは無いし、世界共同体の一員であるという自覚や責任感に著しく乏しい)、

" United State 連帯国・連帯国機関(連結国・連結国機関)"

を「国際連合」などと(中学生でも分かるような)あり得ない低能誤訳をし続けている時点で、
日本政府の公務員たちにまともな外交を期待することなど全く不可能なままなのではありますが、

ヨルダン体制派に1億ドル、ヨルダン反体制派とシリア反体制派に5千万ドルずつを喜捨すれば、日本政府(安倍晋三内閣)でも、十分、後藤健二さんを生きたまま奪還できるであろうし、湯川遙菜さんの遺体も楽に引き取れるであろうと思われます。

日本政府の公務員たちよりも遙かに賢そうな ISIL (ISIS) の人たちは、そういう展開を見越していることは明らかであろうと思われます。

問題は、日本政府(安倍晋三内閣)が米英の奴隷っぽい態度に終始し、日本国民の生命の安全ついてにさえまともな責任感もなさそうだし、積極的に行動しようとすらしていない点です。