古賀茂明氏を首相や大臣にするべき!

出版:経産省・古賀氏初の著書 「原子力ムラ」の実態迫る
毎日新聞 2011年5月19日 19時44分(最終更新 5月19日 19時51分)

 大胆な公務員制度改革を提唱してきた経済産業省の古賀茂明氏(55)が20日、「日本中枢の崩壊」(講談社)と題した初の著書を出版する。今回の福島第1原発事故を「経産省原子力安全・保安院、東電の癒着が引き起こした惨事」と指摘。「誰も東電には逆らえない」「東電と癒着できた官僚は出世コース」などと、天下りで結ばれた「原子力ムラ」の実態に迫り、公務員制度改革の必要性を説いている。

 著書では、現政権の震災対応も厳しく批判。また、昨年10月に参院予算委員会に政府参考人として出席した際、当時の仙谷由人官房長官が「彼の将来を傷つける」と恫喝(どうかつ)まがいの発言をしたことにも触れ、「どのような仕打ちが待っているのかゾッとした。その感覚は帰宅しても消えず、いまも時として鮮明に蘇(よみがえ)ってくる」と記している。

 80年入省の古賀氏は、政権交代前には国家公務員制度改革推進本部事務局の審議官として「天下り規制の抜本強化」「事務次官廃止」などを提案。この提案が霞が関の強い反発もあって退けられると、09年12月から現在まで待機ポストの「大臣官房付」に留め置かれている。

国会議員とメディア人と日本国民とが古賀茂明氏を長期間、応援してあげないといかんのだろうなぁ。

日本の公務員の組織が、古賀茂明氏のような人がトップになるようなまともな組織にならない限り、マシな立法府、マシな行政府、マシな司法府になる可能性は全くないことだけは極めて自明。