【01.人質解放交渉のキモ】

後藤健二さん(仙台市出身)と湯川遙菜(はるな)さん(千葉市出身)をナイフで殺させたくなかったら、彼らを解放させたかったら、それぞれ1億ドル(約120億円)の身代金を日本政府は払え!日本国民は日本政府に支払わせろ!』

と ISIL ( Islamic State in Iraq and Levant イラクとレバントのイスラム国)の声明。

まず、仏・西・トルコの人質解放交渉の内容を想像してみるべき。

相手は曲がりなりにも原理主義者。

『中東諸国を攻撃したことのない日本人をテロしたら、ISILは神とは何の関係もない背教者の集団と天下に自己証明することになってしまいますよ』

と交渉すれば解決するはず。 #news23
https://twitter.com/Pete_T_Nakamoto/status/557700289214840832

人質解放交渉に役立つような、聖典(アル・クルアーンハディース)の言葉をイスラム教に詳しい人たちを探して教えてもらうべきです。

但し、人質を解放してもらった、フランス大統領府スペイン首相府トルコ首相府、等の各国の公的機関のHP と、日本国首相官邸HP等の公的機関のHPとでは、言語が分からなくても直ぐに分かってしまう決定的相違点があります。

それは、日付の format representation 表記様式です。

前者(仏・西・トルコ)は、伝統的文化的な月名での表示が(日本とは全く違って)極めて一般的であるにもかかわらず、
ISO 8601 を尊重し、月名を2桁の数字に変えてまで、 ISO 8601 互換ローカル方式をとっくの昔に採用しているのに対し、

後者(わが日本国の公的機関のHP)は、ISO 8601 をまるで尊重しておらず、何も理解できておらず、故意に ISO 8601 互換ローカル方式での日付を排除し続けているようだという点です。

『こんなバカな公務員ばっかりのくせに世界3位の経済大国なのかよ。おまけに、ユダヤ教徒でもキリスト教徒でもイスラム教徒でもない、完全な異教徒と来てやがる。お前らクズどもには、お金なんてもったいなさ過ぎるぜ。喜捨(ザカート)として(桁違いに大きい)2億ドル(240億円)をアラーの神とオレたち ISIL に献げるべきだ』となってしまうのも分かるような気がする、致命的落差なのです。 (つづく)